企業価値評価
Business Valuation
Q&A
question and answer
- Q
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谷澤総合鑑定の企業価値評価の強みはなんですか?
- A
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資産保有会社のような企業価値における不動産価値の重要性が高い企業、ホテル、ゴルフ場、病院、老人ホーム等の事業用資産を保有する企業におけるM&A、事業承継での株式価値算定において、不動産鑑定評価担当と企業評価担当の連携によりワンストップでの評価を行える点に強みがあると考えています。また、製造業の企業評価においては不動産の価値評価と
並んで工場機械設備や工場ラインなどの価値評価が重要となりますが、この点についても弊社では豊富な動産評価実績を
有しており、スムーズな評価を実施できるところが強みの一つと思います。
- Q
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谷澤総合鑑定は米国の独立系評価機関Valuation Research Corporation(VRC)を中心とした国際ネットワークValuation Research Group(VRG)の一員となっていますが、どのような点でメリットがありますか?
- A
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M&Aについてクロスボーダー取引が増加している今日において、海外企業が日本に存する企業を取得する場合や海外に
子会社等を有する日本企業が対象となるM&Aの際に、各国VRGの拠点と連携し、弊社が調査業務の一部を分担したり、
評価を現地ファームに委託するなど、企業様との担当窓口を弊社に統一することで、グローバル展開する企業様の
サポートが円滑になると考えております。また、米国VRCにおいては、パーチェスプライスアロケーション(PPA)の業務において豊富な実績を有しており、無形資産の識別・評価についてノウハウを共有し、監査レビューに耐えうるレポート作成が可能となる点もメリットと考えています。
- Q
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企業価値評価はどのような目的での依頼が多くありますか?
- A
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M&Aや第三者への事業承継を検討しており交渉にあたり自社の株式価値が知りたい、M&Aの価格交渉において交渉がまとまらない、又は、不動産を取得する目的で会社ごと取得する、いわゆる不動産M&Aの際など、株式譲渡の際に経営判断や
交渉のための資料として株式価値評価レポートを多くご利用頂いております。したがって、株式価値評価の評価実務を
踏まえた上で、当事者間において納得感のある、説明のしやすいレポートを作成することを心がけています。
- Q
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企業価値評価を行う際に重要なことは何だと思いますか?
- A
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まず、財務デューディリジェンスを実施して、財産面では帳簿には表れない含み損益のある資産の有無や回収可能性の
判断、未払残業代の有無や退職金等の引当計上が適切に行われているかなどをチェックします。収益面においては、
企業の過去実績や事業計画、業界トレンド、マネジメントインタビューの内容などを考慮して企業の正常収益力や
事業計画の妥当性について検討します。これらのプロセスを通じて得られた発見事項を適切に企業価値に反映して評価を
行うことが重要であると考えています。
- Q
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M&Aのプロセスにおいてサポート可能なサービスは企業価値評価のみでしょうか?
- A
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いいえ、M&Aの一般的なプロセスは下記の流れと なっておりますが、弊社では企業評価だけでなく、初期のご相談から、基本合意書や最終契約書の準備、クロージングの手続きをまでを提携専門家(弁護士、税理士等)と協業し、
一気通貫でM&Aのアドバイザリーサービスをご提供できる体制を整えております。
特に、ホテル・旅館業界における事業承継支援は関連会社である株式会社日本ホテルアプレイザルとの協業により
M&A成立後の統合プロセスPMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)などの経営運営サポートまで
可能となっており、より一貫したサポートが可能となっています。
ホテル・旅館におけるM&A