50周年谷澤セミナー in Osaka を開催いたしました

平素より、弊社の不動産鑑定評価業務にご理解、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

弊社主催による50周年記念事業としてセミナーを下記内容で開催いたしました。

主催者挨拶

日本の不動産市場は、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けての街づくり、大規模な金融緩和などにより、さらなる成長過程に入ってきています。

弊社は、2017年2月で創業50周年を迎えます。

この度のセミナーでは、りそな総合研究所の主席研究員、荒木秀之氏をお招きし、高まるインバウンド需要と関西経済への影響について、講演していただきました。

また、海外からの観光客が急増している中での日本のホテル施設に係る価値のあり方、インバウンド需要や金融緩和による、大阪都心部の不動産市場への影響について、多くの投資家が注目しています。本セミナーでは、専門職業家として活躍している不動産鑑定士が実務上の観点での不動産評価トピックスや今後の課題なども、ご報告させていただきました。

株式会社 谷澤総合鑑定所
代表取締役 岡村 秀樹

プログラム

【第1部 基調講演】

講 師
荒木 秀之 氏
りそな総合研究所 主席研究員
講 演
「爆発するインバウンド需要と関西経済への影響」
~1兆円市場の誕生による地域活性化への期待~

【第2部】

講 師
北村 剛史 氏
(株)日本ホテルアプレイザル 取締役
講 演
「日本を取り巻くホテルファンダメンタル及び
顧客ニーズと来たるホテル旅館品質認証制度の行方」

【第3部】

講 師
持田 泰輔
(株)谷澤総合鑑定所 証券化評価部 シニアマネージャー
講 演
「大阪都心部における不動産市場の咆哮」
~インバウンドとマイナス金利の影響は?~

講演者プロフィール(講演順)

荒木秀之
(あらきひでゆき)
荒木秀之

りそな総合研究所株式会社 主席研究員

1967年岐阜県大垣市に生まれる。1994年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程中退、東京大学博士(環境学)。

1997年大阪大学卒業、同年三菱信託銀行に入社、2002年に大和銀総合研究所(現りそな総合研究所)に入社し、現在に至る。担当業務は,経済動向調査、産業動向調査、金融市場分析、各種経済効果の推計、中小企業動向調査。日本経済や関西経済、金融市場等をテーマとした講演を多数実施している。

北村剛史
(きたむらたけし)
北村剛史

(株)日本ホテルアプレイザル 取締役
(株)ホテル格付研究所 代表取締役
不動産鑑定士(日本)、MAI(米国不動産鑑定士)、
MRICS(英国王室認定チャータードサーベイヤーズ)

慶応義塾大学大学院システムデザインマネジメント博士課程単位取得退学、2000年に(株)谷澤総合鑑定所に入社、(旧)産業再生機構に出向し、店舗評価から事業デューデリジェンス、事業再生分野に参画。2006年に谷澤総合鑑定所により設立されたホテル旅館専門の不動産鑑定評価会社である(株)日本ホテルアプレイザルの設立メンバーとして転籍し、現在に至る。

持田泰輔
(もちだだいすけ)
持田泰輔

(株)谷澤総合鑑定所 本社鑑定本部 証券化評価部 シニアマネージャー、
ホテルチーム チームリーダー、不動産鑑定士
一般社団法人不動産証券化協会認定マスター

2003年より(株)谷澤総合鑑定所入社。証券化案件・一般案件を問わず、オフィス、住宅等の主要アセットタイプの鑑定評価業務に携わるほか、ホテル、ゴルフ場、ヘルスケア施設、商業施設(百貨店・地下街等)等の事業用不動産に加え、工場・スキー場・鉄道等の財団評価、賃料評価、機械設備の評価等、多種多様な評価業務に幅広く従事する。